2017年05月20日

S3中盤~終盤使用構築;†全能の蛸†(最高最終2001[サブROMで使用]、第二回バトンタッチオフ準優勝)

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こんにちは。gaspardです。

今回はS3の構築記事第二弾、オクタンをエースとした構築となります。これに関してはS2中盤くらいから煮詰めては居たのですが、晴れて2000に到達させることが出来たということで記事に纏めたいと思います。因みにこれはタイトルにもある通りサブROMで使用した構築になりますが、S3の“lisa☀gsp”ROMは全てオクタン入り構築で潜っていました。ORASの時から好きなポケモンだったのでこれに関しては素直に嬉しかったです。
※上の画像はS3で2000に到達した時の並び。バトンタッチオフの際はボーマンダ→ガブリアス@気合の襷、ジャローダ→水ロトム@水Zで使用


以下常体


オクタンを使うにあたって考えなければならないのは「相手がどのようにムラっけ展開を対策しているか」「起点作成役を如何に確実に活躍させられるか(=起点作成役がそれであると読ませない、或いは起点作成役が安定して起点を作成出来る並びにする)」の2点であった。特に前者に関しては、負け筋を潰しさえすれば運ゲーの中でもかなりの安定感を誇るギミックなだけにかなり大きいと感じていたが、ここについて僕の中での結論は

・呪いミミッキュによる流し
・アシレーヌによる滅び、アンコでの流し
・カバルドン等で吠えることによる展開阻害
・先制技(ルカリオの真空波、ギルガルドの影撃ち、ハッサムのバレットパンチ等)で身代わりのないところに攻撃(正面突破)
・カプ・レヒレ、ドヒドイデ等で黒い霧をして能力変化リセット、裏で処理

の5種がメジャーであるというところだった。加えて汎用性のある対策として「守るに合わせて必中Z技をヒットさせ次の攻撃で落とす」というものもあったのでそこも当然考慮する。このうち4つ目はオニゴーリと違ってオクタンなら全て等倍で抑えられるのでさほど脅威ではないと判断。他の項目に該当するポケモンに負担を与えられる技構成、並びにすることで再展開から勝っていけると考え細部を詰めていった。


では以下、個別解説に入る。



ボーマンダ@ボーマンダナイト

陽気 威嚇→スカイスキン
捨て身タックル 身代わり 竜の舞 羽休め
191(164)-177(92)-150-*-110-189(252)※メガ後
調整
H 16n-1
HB A188霊獣ランドロスの岩石封じを威嚇込みで身代わりが最高乱数以外耐え
S最速、残りA

オクタンの裏から出てくるエース枠、最速舞ボーマンダ。かなり火力を削っているため舞う前提の動きをすることになる。マンダゴーリならぬマンダオクタンのような出し方も可能だが、どちらかと言うとオクタンで荒らしてマンダで〆るルートを取った方が上手くいく気がする(オクタンの処理で相手が疲弊している、熱湯火傷ダメを身代わり羽で稼ぎ圏内に入れる動きも可能etc.)。
因みに舞う個体なのに最速にしている理由はジャロバシャバトン対策。初手マンダジャロ対面で身代わり(睨み透かす)→竜舞(恐らく襷を盾に挑発される)と動くことで裏の影分身バシャーモまでしっかり見ることが出来る(それで取った試合が2試合ほど)。ただその場合最速ジャロ抜きで良いような気もしないでもないが、相手の最速両刀マンダに若干打点を持てる可能性を残せるから、という理由になっていないような理由で最速のまま使っていた。正直ここについてはもう少しいい調整があったかもしれないと思う。
久しぶりに舞うマンダを使ったが、無難に強くて安定感があった。


ギルガルド@命の珠

意地っ張り バトルスイッチ
シャドークロー 影撃ち 聖なる剣 剣の舞
163(220)-112(252)-171(4)-*-172(12)-83(20)
調整
ダウンロード調整
S 4振りバンギ抜き
Aぶっぱ、残りH

結果的にメインROMと同じ軸となってしまった、マンダガルドの片割れ。メインROMとは異なる色違い個体(2体目)。
最近の物理ギルガルドは霊Zを持って有利対面から交換先に負担を掛けていく立ち回りをすることが多いが、本構築のギルガルドはその一般論に従って一度居座ってくるCSメガゲンガーを逃さず狩るために命の珠を持たせている(CSメガゲンガーに対して珠影撃ちが134-158ダメージ、最低乱数以外一発)。この動きは面白いように決まってくれて、環境メタとしてしっかり嵌ったと思っている。
珠を持たせたものの耐久面も確保したかったため可能な限りSを削ってHに回しているが、珠ダメを抑えるH159調整の方が良かったかもしれない。
キングシールドのないギルガルドを使うのもこれまた久しぶりだったが、物理ガルドの影撃ちはなかなか先制技とは思えない火力があってその他抜き性能についても申し分なし、かなり強かった。


ジャローダ@気合の襷

臆病 天邪鬼
リーフストーム 蛇睨み 挑発 ミラーコート
181(244)-*-115-95-117(12)-181(252)
調整
H 奇数最大値
S最速、残りD(ダウンロード意識)

起点作成役一枚目、HS襷ジャローダ。技構成も調整もテンプレ通り。
こいつにより初手のアシレーヌ出しを牽制し後述のリザードンの遂行を助けるという部分と、オクタンの天敵であるキノガッサに対して胞子無効かつ後出しが可能という部分から採用しない手はなかった。
地面に通る麻痺撒きは強い。かといって放置されるならリフストでの全抜きも視野。弱い訳がない。正直そのくらいしかコメントすることもない()


リザードン@リザードナイトX

陽気 猛火→硬い爪
ニトロチャージ ドラゴンクロー 鬼火 羽休め
179(204)-151(4)-137(44)-*-106(4)-167(252)
調整
HB 意地鉢巻ガブリアスの逆鱗を火傷込み確定耐え(目安)
メガ前ダウンロード調整
S最速、残りA

鬼羽リザードンX。6世代からの相棒にしてこのPTの起点作成役兼裏エース枠。
ジャローダで起点作成する並びに見えることから初手で電気枠及びマンムー等を呼びやすいのでそこに刺さっていく鬼羽型での採用で、対面で霊獣ボルトロス、カプ・コケコ等を処理して裏の物理アタッカーに鬼火を入れて退場というのが理想的な流れ。コケコランドグロスを一枚で見られる駒でもあり非常に優秀。
初手出しすることが多くまた鬼火という命中不安技を軸とする型であることから外しが負けに直結する。逆に言うと当てればその後の展開が非常に楽になり、後続のオクタンやギルガルドで詰めるという動きにも繋がっていくので本当にお祈りである。
こいつに関しては使い慣れた型であることから非常に扱いやすく強かったが、ステロ大流行のシーズンということもあって体力管理には細心の注意を払う必要も常に感じていた。


ミミッキュ@ゴーストZ

意地っ張り 化けの皮
シャドークロー 鬼火 電磁波 呪い
131(4)-156(252)-100-*-125-148(252)
調整
ASぶっぱ残りH

起点作成役3枚目、鬼火電磁波両搭載ミミッキュ。
1ウェポンがじゃれつくでないこと、そして持ち物が気合の襷でないことの理由は相手の呪いミミッキュ等流すためのポケモンの対策をしたかったから。Zはシャドークローではなく呪いに対して使うことが多く、Z呪いで体力を少しでも残すことが出来れば後に相手のミミッキュにオクタンを呪われても再展開すべくこいつを捨てるという動きが可能になる。また相手がトレースポリ2でオクタンを対策している場合も複数回流せるようになるのでこちら有利の展開に持っていきやすく、その点でもZ呪いは非常に使い勝手が良かった。また性格を陽気にしなかった理由としては無振りカプ・テテフをZを使わないシャドークローで確実に落としたかったからということになる。
一度の行動保障から足、或いは火力を削いで裏に繋ぐ動きを襷を持たずして行えるこのポケモンは非常に優秀だったが、鬼火、電磁波共に命中不安でありここも自覚が問われた。


†オクタン†@食べ残し

臆病 ムラっ気
熱湯 種マシンガン 身代わり 守る
177(212)-111-97(12)-126(4)-99(28)-106(252)※A個体値29
調整→http://gaspardutd.seesaa.net/article/448911960.html参照

今回の主役。金色の蛸。
オニゴーリと異なりアシレーヌのうたかたのアリアが半減なので、環境でムラっ気ポケモンを生かすならこいつの方が強いかなと勝手に思っている。一方でアシレーヌ(及びカプ・レヒレ)に一致で弱点を突けず相手側が受け出しから対策するのが安定、と思われているところに刺していける種マシンガンは非常に強く、Aが上がろうものなら滅んだり黒い霧や挑発をしたりする前にアシレーヌやレヒレを出落ちさせることさえ可能(何度もやった)。
熱湯という物理アタッカーを3割の確率で起点に変える魔法の技を搭載しているおかげでゴーリ以上の「運勝ちメイカー」だったのはかなり面白かった。また単体考察の記事にもある通り起点作成役の鬼火、電磁波等の後に受け出しから嵌めていく動きが可能で、その関係上数的不利を取らない状態で展開出来ているので様々な流すギミックに対応して再展開、という形から相手を疲弊させられた。
色粘りしただけのことはあって割と熱湯の火傷率等自覚に関しては優秀だったのだが、唯一玉に瑕なのが命中下降をよく引いていたこと。無駄に負け筋を作るからやめてもらいたいがまあそんなことも言っていられないので…
本構築のエースとしてよく頑張ってくれた。


選出、雑感

アシレーヌが非常に多いシーズンだったなと感じた。そのため、最初は対策として水ロトムを採用していたものの、耐久を生かして突っ張ってくるパターンが嫌でジャローダを投入。これが嵌ったように感じられる。
逆に呪いミミッキュとはそこまでマッチングしなかった(数自体少なかった?)ので上記の構築上の工夫はあまり生きなかった()

選出としては起点作成役3枚のうち1-2程度+オクタン(+マンダorガルド)という形が殆どで、オクタンの選出率は9割を超えていた
逆に残りの1割に関わることなのだが、僅かにいたキノガッサとさざめき持ちウルガモスが非常に重く、その2体を見かけた場合は余程のことがない限りオクタンの選出は控えた。また加えて特に重かったのが最速身代わり持ち両刀マンダで、こちらがマンダガルドという選出をして流星群を透かす動きをコンセプト上あまりしないこともあってなかなか厳しかった。というか基本的にマンダの相手をするのが辛かったので、PT的に相手のマンダが積みエースに見える場合は最速を切ってジャローダで睨みに行くことも多かったが、それをしてもなおこちらのオクタンがマンダに通る技を持っていないため厳しい勝負を強いられる。
逆にカバリザにはマンダかオクタンを通しやすかったしグロス軸にはリザが刺さっていたので、この2点から比較的勝率良く2000に載せることが可能となったのではないかと分析している。


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最終順位。5月初めくらいに2000を達成してそこからは潜っていませんでした。




内容は以上になります。単体考察記事と併せて、オクタンというポケモンの強さを伝えられたなら満足です。ただ流行るとそれはそれで面倒だから使ってみて下さいとは言いません。


今度はオフかS4の構築記事でお会いしましょう。

長文乱文失礼しました。それでは。
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2017年05月16日

S3使用構築;攻防自在受けサイクル―ブルルガルドドヒドイデ、蝶舞フェローチェを添えて(最高2099最終2011)

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こんにちは。gaspardです。


今回はS3の構築記事になります。切りの良い結果を残せた訳でもなく最終は2000をちょっと超えるくらいという情けないものになってしまいましたが、自らに対する戒め、そして思考の整理として記事という形で残したいと思います。S2で使用したのと全く同じ個体を多く採用しているので詳細が気になる方はそちら(→http://gaspardutd.seesaa.net/article/448333338.html)もどうぞ。



以下常体




今シーズンはカバリザ、コケコランドグロスのシーズンだと踏んでいた。そのうちのグロス軸にはほぼ負けがなく、自然とカプ・テテフやミミッキュ等の受け構築の天敵と言われるポケモン達に対する対策ともなってくるブルルガルドドヒドイデの軸は今シーズンも継続することにした。
そしてメガ枠について、シーズン中盤まではカバリザ軸に強く出られる鬼羽リザXと両刀メガボーマンダの2軸で試行錯誤を重ねていたが、本構築のリザは積みエースには見えないことから選出段階でリザXを強く誘ってしまうことが気になり(=鬼羽リザXは相手のリザを対面でしか処理が不可能、不利対面を取った瞬間に対策たり得なくなる)、ボーマンダ+非メガの2枚でリザードンを睨むことで柔軟な選出が出来るようにするという方針が固まる。そこで相手の身代わりメガボーマンダにも強く出ていけるステロ吠える持ちバンギラスの採用が決定。

ここまでだと後述のようにバンギラスの技構成がゲンガーに必ずしも強い訳ではないことから、そこをケア出来る駒というところで最後まで@1の枠は迷っていた。変更経緯だけ述べると

(両刀メガガルーラ→)HDベース地震持ちメガフシギバナ→チョッキエンテイ(→エスパーZデンジュモク)→特殊フェローチェ

といった感じ。フェローチェにした理由としてはステロ込みでゲンガーの対策となるのにそれを相手からは見えづらい点、ビーストブーストという特性のお陰で全抜き性能が非常に高いのでゲームプランが立てやすい点を評価したからである。ただメガフシギバナについては対テッカグヤ性能が非常に高くPT内に草2枚ということで被選出が読みやすくなる点、エンテイについてはゲンガーの他に対ウルガモス性能もピカイチである点でかなり優秀ではあったので、その辺を上手く納得できるところに落とし込みたかったなと感じている。
(因みにクチート入りは切った。何だよあの化け物火力。選出された試合は1勝4敗とか)


では以下、個別解説に入る。



ボーマンダ@ボーマンダナイト

無邪気 威嚇→スカイスキン
捨て身タックル 大文字 流星群 羽休め
171(4)-193(220)-152(12)-143(20)-99-189(252)※メガ後
調整;S2のものと同じなのでそちらを参照

両刀メガボーマンダ。相変わらずの対受けループ性能に加え、シーズン終盤にカミツルギをちらほら見掛けるようになったこともあり昨シーズンより選出率高め。
耐久面に回したボーマンダ(シーズン終盤良くマッチングした)だとこいつの流星群ではまず飛ばせないのでその辺は環境に合わせて考えていく必要がありそうだなと感じた。ブルル以外で地面の一貫を切れるポケモンであるためその点でも重宝した。ドヒドイデの再生力と羽持ちのこのポケモンの相性も抜群。
ただ文字外しは負けに直結するから本当にやめて欲しい。シーズン終了1週間前に200下の受けループ相手にエアームドに文字外して負けてから闇に吞まれたのが今でも忘れられない。因みに放射だと致命的に火力不足なので致し方なしなのだが…。
来シーズンはしっかり自覚を持って出直してきて欲しい。


ギルガルド@食べ残し

穏やか バトルスイッチ
シャドーボール 毒々 身代わり キングシールド
161(204)-*-170-70-194(52)-112(252)
調整
H 16n+1
S準速 残りD

基本選出の一角、毒ガルド。物理接触技持ちには択に勝てればワンチャンスあるのがこのポケモンの強みであると思っており、メガサメハダーに対面で勝つ等謎の試合展開を数多く生み出してきた。
グラスフィールド下のこいつはやはり今シーズンも強く、受けの要と呼ぶに相応しい活躍をしてくれた。ただ身代わりガルーラだけはやめて欲しい…


カプ・ブルル@マゴの実

意地っ張り グラスメイカー
ウッドホーン 岩石封じ 馬鹿力 宿り木の種
177(252)-176(76)-146(84)-*-124(68)-99(28)
調整;S2のものと同じなのでそちらを参照

意地Habベースマゴブルル。昨シーズンから続投。
やはり圧倒的な選出率を誇り、「グラスフィールド下の○○(大体ガルドかバンギ)が刺さっているな」と感じたら相手のPTに役割対象が1匹しか居ない場合等でも迷わず選出する。1/2回復実のお陰でクッション性能も非常に高く優秀だった。ガルーラに対面からグロパンを積まれようとも+2恩返しor炎のパンチ程度なら1発目を耐えて木の実発動、2発目も受け切って馬鹿力で倒すという動きが可能なので対面系統への強さも健在。
いずれ来るであろう色違い個体はトレースで性格固定とかにして欲しいなあ…(型バレすると強さが半減するため)


ドヒドイデ@黒いヘドロ

図太い 再生力
熱湯 毒々 黒い霧 自己再生
157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55
調整;S2のものと同じなのでそちらを参照

ブルルの相方、のはずが選出率がかなり低くなってしまったポケモン。ただバシャーモ、ミミッキュに対するメタとして絶対に外せない枠。
選出率が下がった理由として、ゲッコウガの相手は後述のバンギラスとギルガルドでもある程度可能であり、寧ろバンギラスを出さないと勝てないという相手が多かったことが挙げられる。身代わり持ちに起点にされることも多かった。
後最終日前日は”ぬるま湯”を撃っていた本当に残念なやつで、チョッキランド相手に熱湯を4回撃って一度も火傷を引かなかった時は失望した。頑張って1300ちょっと卵割って生まれた色個体なのに自覚の欠片もない。悲しい。


バンギラス@オボンの実

図太い 砂起こし
岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 吠える
207(252)-138-178(212)-115-126(44)-81※6V個体
調整
HD C187ウルガモスの+1虫のさざめきを砂込み確定耐え
Hぶっぱ残りB

今シーズンのMVP、図太いHBバンギ。特性とタイプにより両受けが可能で、技範囲によりウルガマンダのような構築に刺していけるポケモン。またフェローチェの全抜きの為に砂+ステロ吠えるで削りを担うことも出来る。
両受け可能な数値を有しながら受けループで対ゲンガーの追い撃ち枠程度でしか考えられてこなかったこのバンギラスというポケモンだが、その大きな理由が高速回復技を持たずまた弱点が多すぎるからだと思われる。しかし持ち物のオボン及びブルルのグラスフィールドによりその欠点をある程度克服出来ており、「行動保障がある」程度の生半可なものではない回数居座り、繰り出しが可能なため、ステロを撒いた後も岩石封じでの毒ガルドのサポート、対ボーマンダへの遂行等様々な役割を担わせることが出来る。
また冷凍ビームを隠しながらステロ吠えるをすることで対受けループのグライオン対面で身代わりに合わせて吠えるをされることを嫌って地震が飛んできたところを余裕で耐えて冷凍ビームで返り討ち、というシチュエーションも多く発生したのでその点でもこいつの強さは際立っていた。
砂始動要因としてはギガイアスやカバルドンに後れを取り、メガストーンが来るまでは岩Zか受けループの追い撃ち枠かくらいの位置付けがなされているが、ブルルドヒドイデを使う場合の補完枠として最高クラスに優秀なのは間違いない。それだけのスペックを持ったポケモンだと強く感じた。


フェローチェ@氷Z

おっとり ビーストブースト
虫のさざめき 冷凍ビーム 飛び膝蹴り 蝶の舞
146-161(28)-51-204(228)-57-203(252)
調整
C>S(ビーストブーストでCが上がるように)
ステロ(=砂ダメ2回)+Z冷凍ビームでD無振りメガゲンガーへの最低ダメ133(CSなら超高乱数で落とせる)
→+1Z冷凍ビームでH振りメガゲンガー確1

HD特化カバルドンにZ冷凍ビームが5割の中乱数1(ステロ込み超高乱数1)
残りA(無振りガルーラを飛び膝蹴りで余裕を持って確1、H振りヒードランを飛び膝蹴りで高乱数1程度の火力)

本構築の最大の地雷枠、特殊氷Zフェローチェ。バンギラスや毒ガルド等の削りの後に降臨させて全抜きを狙っていくエース。受け回しだけでは4体選出を強いられて厳しそうな構築(主にカミツルギ入り)及びストッパーが居ないように見える構築に対して選出して勝負を決めに行く。
メガゲンガーより高いSから想定外の火力を押し付けられるので非常に奇襲性能が高く、ギルガルドやミミッキュが入っていない構築に対してはバンギの場作りからこいつを出すだけで試合が終わることもあった。
蝶の舞の枠はアシレーヌ、カプ・レヒレ等への打点となる毒突きと選択だと思われるが、意外と特殊低火力を起点に出来るケースも少なくなかったのでこちらでいいのかなと感じた(ただ欲しい場面も少なくなかった)。
通常の襷AS両刀型と違うのはランドロスの威嚇+数値受け等による並びでの誤魔化しを許さない点だと感じており、実際そのような見方をしている相手に負けたことは一度もなかったと記憶している。
使用感は上々で、「ビーストブーストって壊れ特性だな」と再認識した。


選出、雑感


基本選出はブルルガルド+ドヒドイデorバンギで、グラスフィールドを利用した受け回しから定数ダメージで詰めていく。対グロス軸、マンダ軸は大体これで良い。
カバリザ、カバゲンガーのような前のめりなPTには逆にブルルのサポートからバンギのステロ吠えるで蓄積を入れフェローチェ(場合によってはマンダ)での全抜きを狙う。
その他対面系統にはマンダガルド+ブルルorドヒドイデ、受けループにはブルルバンギマンダという選出で対処するが、割とどのような選出パターンでも戦えるようにはなっていると思う。

重いポケモンはまず剣舞逆鱗をしてくるリザX。技範囲と逆鱗固定を嫌がるかなと思い考察段階で切っていたので誰も受からず辛かった。受け選出をした際に出てくると意地+2逆鱗でバンギが高乱数で飛ぶのでほぼ負けになってしまう。
また逆に毒の入らない耐久ポケモンもそれなりに辛く、受けループでない並びに採用されているドヒドイデ、グライオン及びフェローチェを選出できない場合のヒードラン(特に挑発持ち)の対処はかなりシビアだった。またあまり居なかったがDに回したテッカグヤはドヒドイデで頑張るしかなかったのでそこも厳しいなと感じた。
昨シーズンから重いのはガルドだが、こちらにフェローチェが居ることから被選出確定なので逆に誘って倒すことで対処していた(とはいえ何度も吊り出し等決められるときつかった)。

このようにポケモン単位というより並びが厳しいみたいなことが多かったので勝てる相手には完勝、負けの時は捲るチャンスもほぼなく惨敗というような試合展開ばかりで、その点で構築の完成度の低さを表しているのかなと感じた。環境が流動的な7世代においてこのような尖った構築ではレート差マッチングをものに出来ずフラストレーションを溜めるだけになってしまうので、厳しい試合も選出と立ち回り次第でどうにかなる、そんな柔軟性を持った構築を来シーズン以降は作っていきたいと思う。



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最高レート(シーズン終了2日前時点)と、最高順位(終了1週間前時点)の画像。勝負弱すぎる。



以上で構築記事を終わります。対戦して下さった方、ありがとうございました。
(今シーズンはサブROMで全く違う構築を使用しそちらも最終2000を達成しているので、その記事も上げたいと思います)


長文乱文失礼しました。ではまた。
posted by gaspard at 11:50| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする