2017年03月28日

S2最終盤使用構築;ブルルガルドドヒドイデ ―役割分散受けサイクル―(最高最終2100,カントーポケモンオフベスト8)

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こんばんは。gaspardです。

今回もS2の構築記事で、本記事こそS2で終盤に使用し最終2100を達成したものになります。前回の記事(→http://gaspardutd.seesaa.net/article/448231206.html)と考え方自体は変わっていないので、そちらと読み比べて頂ければ。

ということで早速内容に入っていきたいと思います。


以下常体



中盤使用構築の最大の弱点である雷パンチ持ちグロスに弱いことについて、これに対応出来ない物理受けとしてのHBテッカグヤの採用を考え直すところから思考をスタート。すると鋼枠が居なくなるので「鋼タイプで」「グロスの技範囲を考慮し不利を取らない」ポケモンを探したところギルガルドを思い付く。
テッカグヤ→ギルガルドとすると明確にガブリアスが重い構築となってしまうのでこれに対するメタとして考えられたのが①元の構築のポリ2をHBにする、②ガモスorバナの枠を弄るの2案。このうち②のバナの枠はそもそも霊獣ボルトロスを見るという一点において採用されていたため環境に刺さっているかどうか疑問で、特にここの変更により呪い痛み分けミミッキュに強くなれるのであれば一石二鳥であるため、霊獣ボルトを並びで見ると割り切り、同じ草枠でもガブリアスに圧倒的に有利な、それでいて電気枠に強いカプ・ブルルに変更。これによりギルガルドやドヒドイデの耐久を底上げすることも可能になった。型としてはギルガルドにテテフ受けを任せられるのでその他構築の重い部分を一手に担ってもらえるようなものを開発。結果的に後述の持ち物、調整に落ち着いた。
そしてこのままだと相手のボーマンダ及び霊獣ボルトロスの型次第では簡単に負けてしまうため、そこに対面で弱くなく、襷頼みにならない(ステロが痛くない)ストッパーとしてウルガモスをスカーフウツロイドに変更し構築を完成させた。[因みにポリ2の型変更についてだが、(数は少ないものの)居るとほぼ負けになってしまうアナライズジバコイルを呼んで倒す枠としてどうしても変えられなかった。その結果として身代わり持ちアタッカーメガボーマンダの処理ルートが非常に限られる、というより不利対面を取ったらほぼ詰みという事態に陥った。]
上記の弱点こそあれ対面系やランドグロス、積みサイクルにはかなり強いPTとなったため環境にはマッチしており、特にブルルの型の読まれにくさからスイスイとレートを伸ばすことが出来た。


では以下、個別解説に入る(カントーポケモンオフでは努力値振り及びウツロイドの枠に変更を加えているのでそこも併せて記していく)。



ボーマンダ@ボーマンダナイト

無邪気 威嚇→スカイスキン
捨て身タックル 大文字 流星群 羽休め
171(4)-193(220)-152(12)-143(20)-99-189(252)※メガ後
調整
A 捨て身で無振りメガルカリオを確定
C 大文字でH振りテッカグヤを24/25の超高乱数2(命中考慮で7割程度)
S 最速
HB残り、H奇数

前回に続いて採用、両刀メガボーマンダ。構築全体が受け志向で受けループを崩すという点において難があったことから、地震→文字としてエアームドに対する打点を確保、対受けループ専用機となってもらった。また若干重めになってしまったテッカグヤへの有効打としても文字は優秀で、砂エースであるドリュウズへの打点として火力不足であることを除けば良い変更だったように思う。

マンダミラーは積極的に同速勝負を仕掛けていくが、終盤は両刀が増えたように感じたので一度ガルドに引いて火力を削ぐ等の工夫により極力安定感のある立ち回りをすることも重要かなと思う(矛盾するようだが)。
羽休めの有用性については受けループがマンダを捨て身の反動で落とそうとしてくることからも明白だが、それ以外に使用ターンのみブルルのグラスフィールドの恩恵を受けられる点が地味に優秀で、これにより体力を温存して紙一重で勝ちを拾うことも。

因みにステロ+A特化マンダの±0捨て身を7割以上の高確率で耐えるはずなのに一度も耐えなかったかと思えば同速負けをほぼしなかったり、それでいて対受けループで流星群外してみたりと謎の自覚を見せてくれたエンターテイナーである。そういうの要らないから自然の摂理に従ってくれ。

とはいえ唯一のメガ枠なのにピンポイント気味な型となったことを感じさせないだけの上からの制圧力。使い勝手も良く7世代のメガ筆頭はやはりこいつかなと。



ギルガルド@食べ残し

穏やか バトルスイッチ
シャドーボール 毒々 キングシールド 身代わり
161(204)-*-176(44)-71(4)-188(4)-112(252)
→161(204)-*-170-70-194(52)-112(252) ※カンポケ使用時
調整(レートで使用していたものについて)
H 16n+1
S 準速、大体のHBカプ・レヒレを抜ける(気がする)ライン
B グロス等に受け出すため残りを極力
C 様々なポケモンへの乱数がずれる
残りD

両受け毒守準速ガルド。昨シーズン環境に最も刺さっていたと思われる鋼枠にしてカプ・ブルルと組ませることで最大限その強みが生かされる化け物ポケモン。

S振りには大きく3つの意図がある。
まず1つは上記にもある通りレヒレの上を取るため。というのもグロス軸でガルド受けを任されているのはレヒレであることが多いのだが、そのサイクルにおいてはレヒレに回復技がない都合上レヒレから崩していくのが手っ取り早いと考えた。そこで2サイクル目以降で自然の怒りを撃ってくるレヒレに対してシャドーボールを連打して最小限の被害で突破を図り、グロスへの再度の受け出しから詰めていった。上位構築ではこのガルドを抜くレヒレが多く採用されていたのでこの調整は生きたのかは半々といったところ。
2つ目はブルルガルドで重い相手のギルガルドに対面で負けないため。マンダ軸以外でブルルを安定して受けられるギルガルドは相手PTに居たらほぼ確実に選出されるので、ミラーで負けないことは必須条件だった。
最後に3つ目、それがブルルの岩石封じと併せて呪い痛み分けミミッキュの対策となるからである。即ち、呪い痛み分けミミッキュとブルルが初手対面した場合撃たれる技はドヒドイデ交換読み呪い一択なので、そのタイミングで岩石封じを当てられれば、相手ミミッキュの身代わり読みで裏から受け出したこのガルドが上からの身代わりで痛み分けを回避することが出来、結果的に相手のミミッキュは皮もなく手負いの状態で引くかガルドを呪って退場するかしかなくなる。これはドヒドイデのみでミミッキュを見ていると思われる並びであることもあってほぼ確実に成功していたので非常に大きかった。受け構築側がいつも無抵抗でやられているばかりじゃないんだぞということで。

下記のブルル及び毒々持ちドヒドイデとの相性は抜群でありグラスフィールド下での耐性も極めて優秀、弱い要素のないポケモンであった。基本選出の一角であり本構築のMVP。ありがとう。



カプ・ブルル@マゴの実

意地っ張り グラスメイカー
ウッドホーン 宿り木の種 岩石封じ 馬鹿力
177(252)-176(76)-146(84)-*-124(68)-99(28)
調整
H 16n+1(フィールド回復効率最大)
A 11n、B4振りガブリアスをフィールド回復込みで余裕を持って確2
HD C特化霊獣ボルトロスのめざ氷をフィールド回復込み最高乱数2連続以外耐える(→マゴ込みでほぼ3耐え)
S 岩石封じ1回で準速ミミッキュ抜き
B 残り

本構築の肝であり受けの中心、最強のサポーターであると同時に今回の最大の地雷枠、マゴ持ち意地Habベースブルル。

まず持ち物をマゴにした理由は対面性能、電気ポケモンへの繰り出し性能を高めるため。というのも、フィールド回復とウッドホーンという技、それに恵まれた種族値のお陰で非常にガルーラスタンに強いポケモンである一方でSの遅さから役割集中に弱く、ガルーラで削ってレヒレのムーンフォースで倒す等の立ち回りで処理しようとしてくる人もいるくらい。またコケコのボルチェンを何度かぶつけてマジカルシャイン2発圏内に押し込めば勝ちだと認識されることも多かった。これらの動きに対してこの型のブルルは非常に強く、対面構築に対して2体持って行って残り1体も削って詰めとか、コケコの甘えたマジシャで逆に体力を増やしウッドホーンで無双する等やりたい放題していた。このポケモンに関してはフィールド回復、ウッドホーンや宿り木による回復等で体力調整が容易かつ3/4以上のダメージを受ける攻撃を貰っても次の攻撃に圏外に逃げることが可能なことが多く、1/2回復木の実とは非常に相性が良いのでもう少し考察されてもいいのではと思う。

次に技構成。本構築ではこいつを取り敢えず初手投げしフィールドを取ってからゲームがスタートするため、そこで有利対面を取った場合に交換読みで撃ってアドバンテージを得られる技を多く採用している。具体的にはギルガルドその他受けポケモン交代読み→宿り木、リザードン、ウルガモス(orボーマンダ)交代読み→岩石封じ、ヒードラン(orナットレイ)交換読み→馬鹿力と言った感じ。「ブルルドヒドイデのブルルはドリュウズやルカリオを一発で落とす技なんてないだろう」と油断したところにも撃ち込める馬鹿力は特に有用で、また上記のガルドと組み合わせて呪い痛み分けミミッキュを対策可能な岩石封じも優秀な技だった。起点にならないしマンダブルル対面でブルルを捨てる場合でも次に起こるであろうマンダミラーにてS負けしないように出来る。

こいつに関しては、ただのフィールド展開要因にとどまらない強さであるばかりか、「ブルルを通す」という立ち回りすら可能にする攻防一体を体現したポケモンだと思っており今後も積極的に使っていきたいと考えている。当然昨シーズンの選出率は1位であり、カントーポケモンオフの予選(8試合)では全試合初手選出をしていた。色違い配布はよ。



ドヒドイデ@黒いヘドロ

図太い 再生力
熱湯 毒々 黒い霧 自己再生
157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55(前記事と同一調整)
調整
Hぶっぱ
HB 11n、無補正252振りメガマンダの捨て身をフィールド回復+ヘドロ回復込み2耐え
残りD

毒持ちHBドヒドイデ。安心と信頼のバシャーモ、ミミッキュ、ゲッコウガ受け。
フィールドと併せて最悪マンダを反動ダメージで誤魔化すことが出来なくはないのでこの調整。11nになるのもいい感じ。
バトンやら何やらを簡単に潰してくれて頭が上がらない。ただこいつの熱湯はぬるま湯。それを差し引いても十分強かったけど。
このポケモンに関しても受けの最終ラインとして今後も使っていきたい。だから早く色違い生まれてくれ。



ポリゴン2@進化の輝石

生意気 アナライズ
恩返し 冷凍ビーム 放電 自己再生
191(244)-100-113(20)-125-160(244)-72(前記事と同一調整)
調整
H 16n-1
HD 臆病リザYの晴れ放射+オバヒの乱数がずれる
B 残り

HDポリ2。普通のやつ。麻痺弱体化に伴いこいつの生意気採用時の特性はほぼアナライズ一択になったと思っている。
ジバコイル及び眼鏡アシレーヌがいなかったら基本的には他でタイプ受けした方が強いので選出率は控えめだったが、この2体が居た場合はほぼ確実に選出してしっかりと仕事をしていたので何だかんだ外せない枠。お陰で身代わりマンダが重かった。



ウツロイド@拘りスカーフ

臆病 ビーストブースト
パワージェム ヘドロ爆弾 10万ボルト 目覚めるパワー炎
185(4)-*-67-179(252)-151-170(252) ※王冠使用
調整
CSぶっぱ残りH(奇数)

構築の最後に入ってきたスイーパー。重くなりがちなリザX、ウルガモスを基本的に後出しから処理出来てその後の火力も上がっていくという優秀さ。特殊耐久もアタッカーとしては十分すぎるほどあって繰り出し性能に優れ非常に使いやすい。
ヘドロ爆弾の枠は当然本構築においては長期戦が予想されるためヘドロウェーブより追加効果の確率という面で優位性がある。その他の技については10万がカグヤ、めざ炎がナットレイ(と気休め程度にギルガルド)意識。
補完として組み込むなら最高クラスに優秀なポケモンであり他にもマジシャ、草結び等有用なサブウェポンを覚えるので、ちょこちょこ環境に顔を出してきそうなポケモンかなと使っていて思った。

※この枠はボーマンダが重すぎたこともありカンポケではHbd調整図太いバンギラス@オボンに変更。ウツロイドの方がウルガモス、ゲンガーには強めなため一長一短か。


基本選出はタイトルにもある通りブルルガルドドヒドイデ。この3体でタイプ、フィールド、数値の全てを使って役割を分散し受け切っていくのが理想。「役割を分散」というのは両受け可能な3体を固めているからこそ出来ることであり、かつ相手からはここが基本選出だとは絶対に見抜かれないため、その選出段階でのアドバンテージを生かして定数回復と状態異常のオンパレードで相手を詰めていく。
基本選出が出来ない場合、マンダ軸に対してはこちらもマンダを選出、ジバコイル入りにはポリ2、通りがいい場合若しくは相手がガモスを通したそうな場合にはウツロイドというように基本選出から1体を残りの3体のどれかと組み替えるパターンで大体に対応できていた。

前述の通り重いポケモンは身代わり持ちメガボーマンダ。どの選出であっても不利対面を取った瞬間に一体は切ることを強いられる。一応この問題に関しては先のカンポケで使用したバンギラス(技構成;ステロ吠える放射封じ)である程度ケアが利くが、このことを思い付きもしなかったのが2100止まりだった自分の足りない部分かなと考えている。それ以外はメガゲンガーがどの型でも比較的重めなことを除けば概ね重いところは作らず並びが組めているのではないかと思われる。



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参考画像(シーズン終了1日前)。最終190位。



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以上で構築記事を終了とします。

そして本構築を上記のように変更したものを使用し3/26に開催されたカントーポケモンオフにて予選6-2で2位抜け、決勝トーナメント2落ちでベスト8でした。オニゴーリが強かった。

その決勝トーナメント1回戦にて、ドヒドイデでPPを枯らしに行った結果再戦を行う等運営及び参加者、特に対戦相手の方に多大なる迷惑をお掛けしたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。自分の採った方法について後悔は微塵もありませんしレートなら迷いなくやっていたでしょうが、結果として1回戦消化だけで1時間以上掛かるということになってしまったのは間違いなく私に負う部分があります。そこで迷惑を掛けた分優勝して、ということもならず、何とも言えない結果となってしまったのですが、このモヤモヤ感を吹き飛ばすような結果を残し続けて実力で周囲を納得させるしかないという結論に自分の中で(誠に勝手ながら)至ったので、今後も2100では満足せず上を目指したいと思います。



ということで何とも後味の悪い記事となってしまいましたが、内容はしっかりしたものになっていたはずなので、ブルルドヒドイデ他受け構築を使う方の参考になれば嬉しく思います。

長文乱文失礼致しました。ではまた。

posted by gaspard at 00:20| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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