2017年05月16日

S3使用構築;攻防自在受けサイクル―ブルルガルドドヒドイデ、蝶舞フェローチェを添えて(最高2099最終2011)

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こんにちは。gaspardです。


今回はS3の構築記事になります。切りの良い結果を残せた訳でもなく最終は2000をちょっと超えるくらいという情けないものになってしまいましたが、自らに対する戒め、そして思考の整理として記事という形で残したいと思います。S2で使用したのと全く同じ個体を多く採用しているので詳細が気になる方はそちら(→http://gaspardutd.seesaa.net/article/448333338.html)もどうぞ。



以下常体




今シーズンはカバリザ、コケコランドグロスのシーズンだと踏んでいた。そのうちのグロス軸にはほぼ負けがなく、自然とカプ・テテフやミミッキュ等の受け構築の天敵と言われるポケモン達に対する対策ともなってくるブルルガルドドヒドイデの軸は今シーズンも継続することにした。
そしてメガ枠について、シーズン中盤まではカバリザ軸に強く出られる鬼羽リザXと両刀メガボーマンダの2軸で試行錯誤を重ねていたが、本構築のリザは積みエースには見えないことから選出段階でリザXを強く誘ってしまうことが気になり(=鬼羽リザXは相手のリザを対面でしか処理が不可能、不利対面を取った瞬間に対策たり得なくなる)、ボーマンダ+非メガの2枚でリザードンを睨むことで柔軟な選出が出来るようにするという方針が固まる。そこで相手の身代わりメガボーマンダにも強く出ていけるステロ吠える持ちバンギラスの採用が決定。

ここまでだと後述のようにバンギラスの技構成がゲンガーに必ずしも強い訳ではないことから、そこをケア出来る駒というところで最後まで@1の枠は迷っていた。変更経緯だけ述べると

(両刀メガガルーラ→)HDベース地震持ちメガフシギバナ→チョッキエンテイ(→エスパーZデンジュモク)→特殊フェローチェ

といった感じ。フェローチェにした理由としてはステロ込みでゲンガーの対策となるのにそれを相手からは見えづらい点、ビーストブーストという特性のお陰で全抜き性能が非常に高いのでゲームプランが立てやすい点を評価したからである。ただメガフシギバナについては対テッカグヤ性能が非常に高くPT内に草2枚ということで被選出が読みやすくなる点、エンテイについてはゲンガーの他に対ウルガモス性能もピカイチである点でかなり優秀ではあったので、その辺を上手く納得できるところに落とし込みたかったなと感じている。
(因みにクチート入りは切った。何だよあの化け物火力。選出された試合は1勝4敗とか)


では以下、個別解説に入る。



ボーマンダ@ボーマンダナイト

無邪気 威嚇→スカイスキン
捨て身タックル 大文字 流星群 羽休め
171(4)-193(220)-152(12)-143(20)-99-189(252)※メガ後
調整;S2のものと同じなのでそちらを参照

両刀メガボーマンダ。相変わらずの対受けループ性能に加え、シーズン終盤にカミツルギをちらほら見掛けるようになったこともあり昨シーズンより選出率高め。
耐久面に回したボーマンダ(シーズン終盤良くマッチングした)だとこいつの流星群ではまず飛ばせないのでその辺は環境に合わせて考えていく必要がありそうだなと感じた。ブルル以外で地面の一貫を切れるポケモンであるためその点でも重宝した。ドヒドイデの再生力と羽持ちのこのポケモンの相性も抜群。
ただ文字外しは負けに直結するから本当にやめて欲しい。シーズン終了1週間前に200下の受けループ相手にエアームドに文字外して負けてから闇に吞まれたのが今でも忘れられない。因みに放射だと致命的に火力不足なので致し方なしなのだが…。
来シーズンはしっかり自覚を持って出直してきて欲しい。


ギルガルド@食べ残し

穏やか バトルスイッチ
シャドーボール 毒々 身代わり キングシールド
161(204)-*-170-70-194(52)-112(252)
調整
H 16n+1
S準速 残りD

基本選出の一角、毒ガルド。物理接触技持ちには択に勝てればワンチャンスあるのがこのポケモンの強みであると思っており、メガサメハダーに対面で勝つ等謎の試合展開を数多く生み出してきた。
グラスフィールド下のこいつはやはり今シーズンも強く、受けの要と呼ぶに相応しい活躍をしてくれた。ただ身代わりガルーラだけはやめて欲しい…


カプ・ブルル@マゴの実

意地っ張り グラスメイカー
ウッドホーン 岩石封じ 馬鹿力 宿り木の種
177(252)-176(76)-146(84)-*-124(68)-99(28)
調整;S2のものと同じなのでそちらを参照

意地Habベースマゴブルル。昨シーズンから続投。
やはり圧倒的な選出率を誇り、「グラスフィールド下の○○(大体ガルドかバンギ)が刺さっているな」と感じたら相手のPTに役割対象が1匹しか居ない場合等でも迷わず選出する。1/2回復実のお陰でクッション性能も非常に高く優秀だった。ガルーラに対面からグロパンを積まれようとも+2恩返しor炎のパンチ程度なら1発目を耐えて木の実発動、2発目も受け切って馬鹿力で倒すという動きが可能なので対面系統への強さも健在。
いずれ来るであろう色違い個体はトレースで性格固定とかにして欲しいなあ…(型バレすると強さが半減するため)


ドヒドイデ@黒いヘドロ

図太い 再生力
熱湯 毒々 黒い霧 自己再生
157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55
調整;S2のものと同じなのでそちらを参照

ブルルの相方、のはずが選出率がかなり低くなってしまったポケモン。ただバシャーモ、ミミッキュに対するメタとして絶対に外せない枠。
選出率が下がった理由として、ゲッコウガの相手は後述のバンギラスとギルガルドでもある程度可能であり、寧ろバンギラスを出さないと勝てないという相手が多かったことが挙げられる。身代わり持ちに起点にされることも多かった。
後最終日前日は”ぬるま湯”を撃っていた本当に残念なやつで、チョッキランド相手に熱湯を4回撃って一度も火傷を引かなかった時は失望した。頑張って1300ちょっと卵割って生まれた色個体なのに自覚の欠片もない。悲しい。


バンギラス@オボンの実

図太い 砂起こし
岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 吠える
207(252)-138-178(212)-115-126(44)-81※6V個体
調整
HD C187ウルガモスの+1虫のさざめきを砂込み確定耐え
Hぶっぱ残りB

今シーズンのMVP、図太いHBバンギ。特性とタイプにより両受けが可能で、技範囲によりウルガマンダのような構築に刺していけるポケモン。またフェローチェの全抜きの為に砂+ステロ吠えるで削りを担うことも出来る。
両受け可能な数値を有しながら受けループで対ゲンガーの追い撃ち枠程度でしか考えられてこなかったこのバンギラスというポケモンだが、その大きな理由が高速回復技を持たずまた弱点が多すぎるからだと思われる。しかし持ち物のオボン及びブルルのグラスフィールドによりその欠点をある程度克服出来ており、「行動保障がある」程度の生半可なものではない回数居座り、繰り出しが可能なため、ステロを撒いた後も岩石封じでの毒ガルドのサポート、対ボーマンダへの遂行等様々な役割を担わせることが出来る。
また冷凍ビームを隠しながらステロ吠えるをすることで対受けループのグライオン対面で身代わりに合わせて吠えるをされることを嫌って地震が飛んできたところを余裕で耐えて冷凍ビームで返り討ち、というシチュエーションも多く発生したのでその点でもこいつの強さは際立っていた。
砂始動要因としてはギガイアスやカバルドンに後れを取り、メガストーンが来るまでは岩Zか受けループの追い撃ち枠かくらいの位置付けがなされているが、ブルルドヒドイデを使う場合の補完枠として最高クラスに優秀なのは間違いない。それだけのスペックを持ったポケモンだと強く感じた。


フェローチェ@氷Z

おっとり ビーストブースト
虫のさざめき 冷凍ビーム 飛び膝蹴り 蝶の舞
146-161(28)-51-204(228)-57-203(252)
調整
C>S(ビーストブーストでCが上がるように)
ステロ(=砂ダメ2回)+Z冷凍ビームでD無振りメガゲンガーへの最低ダメ133(CSなら超高乱数で落とせる)
→+1Z冷凍ビームでH振りメガゲンガー確1

HD特化カバルドンにZ冷凍ビームが5割の中乱数1(ステロ込み超高乱数1)
残りA(無振りガルーラを飛び膝蹴りで余裕を持って確1、H振りヒードランを飛び膝蹴りで高乱数1程度の火力)

本構築の最大の地雷枠、特殊氷Zフェローチェ。バンギラスや毒ガルド等の削りの後に降臨させて全抜きを狙っていくエース。受け回しだけでは4体選出を強いられて厳しそうな構築(主にカミツルギ入り)及びストッパーが居ないように見える構築に対して選出して勝負を決めに行く。
メガゲンガーより高いSから想定外の火力を押し付けられるので非常に奇襲性能が高く、ギルガルドやミミッキュが入っていない構築に対してはバンギの場作りからこいつを出すだけで試合が終わることもあった。
蝶の舞の枠はアシレーヌ、カプ・レヒレ等への打点となる毒突きと選択だと思われるが、意外と特殊低火力を起点に出来るケースも少なくなかったのでこちらでいいのかなと感じた(ただ欲しい場面も少なくなかった)。
通常の襷AS両刀型と違うのはランドロスの威嚇+数値受け等による並びでの誤魔化しを許さない点だと感じており、実際そのような見方をしている相手に負けたことは一度もなかったと記憶している。
使用感は上々で、「ビーストブーストって壊れ特性だな」と再認識した。


選出、雑感


基本選出はブルルガルド+ドヒドイデorバンギで、グラスフィールドを利用した受け回しから定数ダメージで詰めていく。対グロス軸、マンダ軸は大体これで良い。
カバリザ、カバゲンガーのような前のめりなPTには逆にブルルのサポートからバンギのステロ吠えるで蓄積を入れフェローチェ(場合によってはマンダ)での全抜きを狙う。
その他対面系統にはマンダガルド+ブルルorドヒドイデ、受けループにはブルルバンギマンダという選出で対処するが、割とどのような選出パターンでも戦えるようにはなっていると思う。

重いポケモンはまず剣舞逆鱗をしてくるリザX。技範囲と逆鱗固定を嫌がるかなと思い考察段階で切っていたので誰も受からず辛かった。受け選出をした際に出てくると意地+2逆鱗でバンギが高乱数で飛ぶのでほぼ負けになってしまう。
また逆に毒の入らない耐久ポケモンもそれなりに辛く、受けループでない並びに採用されているドヒドイデ、グライオン及びフェローチェを選出できない場合のヒードラン(特に挑発持ち)の対処はかなりシビアだった。またあまり居なかったがDに回したテッカグヤはドヒドイデで頑張るしかなかったのでそこも厳しいなと感じた。
昨シーズンから重いのはガルドだが、こちらにフェローチェが居ることから被選出確定なので逆に誘って倒すことで対処していた(とはいえ何度も吊り出し等決められるときつかった)。

このようにポケモン単位というより並びが厳しいみたいなことが多かったので勝てる相手には完勝、負けの時は捲るチャンスもほぼなく惨敗というような試合展開ばかりで、その点で構築の完成度の低さを表しているのかなと感じた。環境が流動的な7世代においてこのような尖った構築ではレート差マッチングをものに出来ずフラストレーションを溜めるだけになってしまうので、厳しい試合も選出と立ち回り次第でどうにかなる、そんな柔軟性を持った構築を来シーズン以降は作っていきたいと思う。



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最高レート(シーズン終了2日前時点)と、最高順位(終了1週間前時点)の画像。勝負弱すぎる。



以上で構築記事を終わります。対戦して下さった方、ありがとうございました。
(今シーズンはサブROMで全く違う構築を使用しそちらも最終2000を達成しているので、その記事も上げたいと思います)


長文乱文失礼しました。ではまた。
posted by gaspard at 11:50| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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