2017年11月01日

10パートナーズ大会"Reliable Partner Cup"振り返り③;メタ張り/試合展開~後編~

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こんばんは。gaspardです。

今回も(2か月ぶりくらいの)サイバードさん主催の10パートナーズ大会の振り返り記事になります。今回で最終回になりますね。遅くなって申し訳ありません。例によってかなり長くなると思いますがご了承下さい。


以下常体


3.vs サイバードさん

ベストパートナー;ボーマンダ
10パートナーズ;マンムー、バシャーモ、化身ボルトロス、ガブリアス、ヤドラン、
        カプ・コケコ、テッカグヤ、リザードン、ギルガルド、ゲッコウガ


3戦目の相手は主催のサイバードさん。昨年秋に知り合ってからかなり仲良くさせてもらっている人であり、同時に優勝を狙うなら確実に倒しておかないといけない難敵でもある。そしてPT相性はこれ以上ないほどに不利。
というのも、僕の並びに明確に刺さっているバシャーモの型が読めないことに始まり、切るに切れないポケモンが多すぎて対策を練りきれないのだ。1,2戦目と異なり僕の並びを見て来ないだろうと思われるポケモンはリザードン、テッカグヤ、ギルガルドのみ。逆に確実に来ると思われるのもBPであるボーマンダとバシャーモ、化身ボルトロス及び地面枠のどちらかくらいで、バシャボルトの並びに加えてカプ・コケコ、ゲッコウガ、ガブリアスの技構成及び持ち物が本格的に絞れず、その点が相当悩ましかった。

では何故型予測が難しいのかということについてだが、例えばガブリアスについて。Kathyさん戦では持ち物をスカーフで決め打ちしていたが、それは明らかに相手のパートナーズにリザXのストッパーが居なかったからであり、今回のサイバードさんのBPがリザードンに強く出られるボーマンダである時点でその前提は崩壊し、寧ろ耐久崩しの竜Zや役割破壊の炎Z及び珠なども考えられ、そこはサイバードさんの考え次第となってしまった…。ということで今回の被選出予想はいくら考えてもまとまりませんでした()

このようなPTを受けで対処しようとするのは経験上厳しいので、今回は優先度をフル活用し対面処理を心掛けていくことに。その中心となってくるのが自由枠の珠特殊ゲッコウガである。マンダ入りサイクルにゲッコウガが刺さるのは6世代からシングルをやっている人なら常識だと思うが、これに加えメタゲームにおいては自分のパートナーズの特性である「全体的に足が遅く耐久面に優れるor行動保障が与えられたポケモンが多い」ことを利用。即ち耐久ポケモンを崩す方向に考えが寄るのであればそこに拘りスカーフを持たせるという発想は絶対に起こりえないので、素の素早さの高いゲッコウガの攻撃性能が普段より刺さりやすいということになる。こいつ含めた対面性能の高いアタッカーで展開される前に出鼻を挫き残数有利を取って詰めていく展開が理想。ということで今回使用するPTが以下の通り。


リザードン@Y石(BP) 臆病hbcベース 火炎放射 ソーラービーム ニトロチャージ 目覚めるパワー氷
カプ・コケコ@ 臆病CS 10万ボルト マジカルシャイン 草結び 瞑想
ミミッキュ@霊Z 意地AS シャドークロー 影撃ち じゃれつく 呪い
ポリゴン2@輝石 生意気Hbd 恩返し 自己再生 冷凍ビーム 放電
カプ・レヒレ@ 図太いHbs 波乗り 冷凍ビーム 自然の怒り 黒い霧
ゲッコウガ@珠(自由枠) 臆病CS 冷凍ビーム 水手裏剣 目覚めるパワー炎 草結び


コケコに関してはバシャーモ対面で襷による行動保障により守る読み瞑想でアドを取れるこの構成。相手のコケコを止められるこちらのパートナーズのガブリアスとカプ・ブルルが全く刺さっていないので、汎用特殊受けとしてポリ2を採用し、対ゲッコも考えてかなりHDに寄った調整にした。またリザは、並び的に電気の一貫があるのでXと読ませた上で対面でマンダに勝てる耐久調整を施した目覚めるパワー氷個体を採用し呼んで倒すことを目論んでいた(が並び的にXほどではないにしろYもあまり刺さっていないので出さなそうだなとは思っていた)。
レヒレミミッキュには相手の展開阻止に失敗した場合の非常手段として黒い霧、呪いを搭載。レヒレの技構成に関しては2戦目同様かなり歪なものになっているが、ボーマンダには4倍冷凍ビームの方が入るし、何より火力が低いせいで起点にされるのはまずかったのでこの形に。まあCにほぼ振ってないレヒレがムンフォで等倍押し出来る訳ないからしょうがないね。

今回は並びを見て分かる通り基本選出は設けていない。メインアタッカーたるコケコ、ゲッコウガのいずれかで展開される前に可能な限り削りを入れて裏のポケモンの圏内に押し込み有利な展開に持ち込んでいきたい。


そしてお相手の当日のPTが…


ボーマンダ(BP)/マンムー/化身ボルトロス/バシャーモ/カプ・コケコ/ポリゴンZ(自由枠)


パートナーズから出てくるポケモンはまあこんな感じかなといったところだが、自由枠がポリゴンZ。コケコで壁を張ってポリゴンZを展開する目論見なのだとするなら電気タイプになった場合にストッパーたり得ないこちらのレヒレの選出を切る。逆に電気2枚だがコケコがアタッカーに見えないこともあり瞑想コケコは機能しそう。ということで展開阻止をミミッキュに託し、残りは刺さりの良いコケコ。ゲッコウガの選出を決定。瞑想で壁ターンを何とか稼いで対面的な殴り合いに持ち込みたい。


試合展開としては初手コケコミラーからこちらは予定通り瞑想、相手は光の壁。その後こちらは何とか壁ターンを稼ぐ必要があるため2度目の瞑想を積むと相手はリフレクターも張ってくれる(こちらのアタッカー2枚が特殊の為このターンはアドバンテージ)。そして次のターン、ここは相手は流石に引いてくるか挑発だと思ったので10万を押すと同速負けからのボルトチェンジが飛んできたため、運良く裏のバシャーモに壁下とはいえ+2EF10万が通る。流石に壁があるとはいえもうゲッコウガの手裏剣圏内なので起点にされないように続けて10万を撃つとこれが通り、守らなかった相手のメガバシャーモを無償で突破。後続から出てきたのはポリZだったが流石にCD+2コケコなら壁下でも押し切れるだろうと思ったらまさかの急所で一撃粉砕。そのままラス1のコケコと適当に殴り合ってゲッコウガの手裏剣で〆て勝ち


因みにこの後感想戦をしたのですが、ポリZの調整はHCベースでほぼSには回していなかったことに加え自己再生を持っていたのでこれ以上ないほどの運勝ちになります…。自分としてはバシャーモをコケコで無償で落とせた時点で裏に呪いミミッキュ居るし勝ち確定だろと思っていたのだが、あまりに大きすぎる急所となってしまった…。正直ポリZ等の調整やゲームプランを聞いた時は寒気がしましたね…こういう人と戦えて本当に良かった、そしてこういう試合をどんな形であれ拾えて助かった…。一応こちらのゲームプランや持ち物等もサイバードさんにお教えしたのだが、その際に「リザがYだとは夢にも思わなかった」という話を貰ったのでこれだけは収穫だった()
コケコの同速負けが良いように作用したことも含め非常に謎な展開を見せた本試合だったが兎に角勝ちは勝ちで3連勝。残すは1試合のみでまさかの全勝優勝が見えてきたので、どうせならやってやろうじゃないかと心を奮い立たせました。





4.vsニコショさん

ベストパートナー;ゲンガー
10パートナーズ;マリルリ、カミツルギ、ゲッコウガ、カプ・テテフ、テッカグヤ、
        バシャーモ、霊獣ランドロス、霊獣ボルトロス、ポリゴン2、マンムー


最終戦の相手はニコショさん。この人も知り合い、というか僕が以前主催したオンライン大会に参加して下さった方だが、その時は僕が対戦参加していなかったこともあり実は初対戦。パートナーズの有利不利で言えば微妙に不利なのかなといったところ。

例によってバシャーモ+ボルトロスが重い一方でカミツルギ、テッカグヤ、カプ・テテフの3体はほぼ確実に来ず(そして来てもそこまで困らない)、ポリゴン2も刺さり的には微妙でこちらがボーマンダをPTに入れてこなかった場合には完全に腐ってしまうことを考慮するなら採用したくないであろう、といった感じで、サイバードさんとの試合とは異なり被選出予想はすぐに出来たものの、やはりバシャーモ+ボルトロスの並びは来るとわかっていても崩されかねない恐怖があった。こいつらがいるだけで有利不利が変わってくるとかバシャーモって凄いポケモンだな…(今更)

ただ上記4匹を切った場合こちらから明確に刺さるポケモンが見つかる。それが自由枠の鉢巻マリルリである。水半減がマリルリとゲッコウガのみ、そのマリルリの上を取る調整を施せば当然有利対面で、ゲッコウガの耐久であれば受け出しは成立せず、バシャーモによるバトン展開も許さず先制技により無償で突破出来る。また二コショさんのパートナーズが全体的に攻め寄りのサイクル構成であり、被選出予想のポケモンの中に積み技を持っていそうなポケモンがボルトロスくらいしか存在しないことから何かしらで拘っても起点にされることは無さそうという読みも採用を後押しした。相手のゲッコウガはこちらのパートナーズ的に確実にダストシュートを所持した物理型であるので、そこに気を付けつつ削り+鉢巻アクジェでのスイープを目指した。ということでこちらの今回使うPTが以下の通り。


リザードン(BP)@リザードナイトX 陽気hbdS調整 ニトロチャージ ドラゴンクロー 鬼火 羽休め
ポリゴン2@進化の輝石 生意気Hbd 恩返し 自己再生 冷凍ビーム 放電
ミミッキュ@気合の襷 意地AS じゃれつく 影撃ち シャドークロー 呪い
ギルガルド@食べ残し 冷静HC シャドーボール キングシールド 毒々 影撃ち
ガブリアス@竜Z 陽気AS 逆鱗 地震 炎の牙 剣の舞
マリルリ(自由枠)@拘り鉢巻 意地hAs アクアジェット 滝登り じゃれつく 馬鹿力


PT全体で削りと行動保障を重視。最低限の搦め手対策に襷ミミッキュの呪いを採用し、リザードンはゲッコウガに刺す鬼火採用の粘れる型。ゲッコウガさえいなければガブリアスは割と通っているのでこいつにZを持たせて物理受けを強引に突破してもらう。
基本的にはマリルリ@2で裏を捨てつつ鉢巻+先制技でどんどん負担を掛けていく方針、その際裏が無償で突破されないような構成にはしているのでダメージレースは有利に進められるはず。水の通りの良さを最大限生かしていきたい。


しかし当日のお相手のPTはというと…


ゲンガー(BP)/霊獣ランドロス/ゲッコウガ/バシャーモ/テッカグヤ/ギャラドス(自由枠)


まさかのボルトロス不在。そして自由枠で水の通らない積み技持ち。自由枠の相性で言えば微妙にこちらが不利。ただマリルリが拘っていることは相手視点では見えていないため、そこも含めて相手の考察を読んでいきたいところ。

まずメガ枠が3枚居るが、このうち自由枠ギャラドスはメガしないと予想した。理由としては当然ながらブルルが重くなってくることに加え単純に刺さっているバシャーモの数値を底上げした方が効果的だから。となればメガ2枚のうち選出されるであろうポケモンはマリルリに有利なゲンガーで確定、バシャーモは留守番だろう。その場合、こちらのギルガルドがKathyさん戦と同じく珠物理ガルドだった場合(→過去の対戦はBVとして公開されているのでどのような試合になったかだけは参加者に共有されている)非常に重くなってしまうのでそこのケアとして霊獣ランドロスも来そう。ラストは割と何でもありそう…

以上の考察を元に考えるなら、まず鬼羽リザXの初手選出を確定。自由枠ギャラドスを含め明らかに刺さっており、やはり居たゲッコウガにも弱くなく後続の補助も可能。そして鬼火がギャラドスに入った後であればマリルリは動きやすそうなのでこちらも選出。最後に初手ゲンガーから来た場合ゲンガーリザ対面は絶対に凍える風、或いは(無いとは思うが)スカーフヘド爆だと思うので、その場合の引き先としてHDポリゴン2を添えた。


試合展開としては、初手であまり望ましいとは言えないリザゲンガー対面が発生。凍える風と読んで予定通りポリ2に引くと相手はメガせずにヘド爆を選択。毒を引いてしまうもダメージ的にはヘド爆2発+毒ダメージを耐えそうだったので、スカーフで引いてくる読み放電を選択すると相手がまさかのZ気合い玉を選択しており、ぎりぎり耐えるも放電麻痺は引けず毒ダメで退場。この時点でまだゲンガーの凍える風を切れていない(=ポリ2引き読みだった可能性がある)ので仕方なくマリルリのアクアジェットで落とすと裏から出てくるのはゲッコウガ。ここでダストシュートを貰ってしまうと(メガバシャーモ被選出の可能性もある中)本格的に勝ち筋がなくなってしまうため、逆にリザードンを切っている(封じ等不所持)の可能性に賭けてメガしていないリザードンを受け出すと相手がダストシュートを外してくれる。あまりに大きすぎる外しの為これを生かさない訳にはいかないと思い、裏を(鉢巻アクジェを起点に出来るはずなのに出てこなかった)ギャラドスではないと読みマリルリを通す意味でも鬼火を選択すると相手は霊獣ランドロスに交代、鬼火は命中。その後のこちらの勝ち筋としてはゲッコウガの先制技を耐える体力を残しながらニトチャ羽で粘ってS+1以上の状態でランドロスを突破し、ゲッコウガにドラゴンクローを入れてマリルリの鉢巻アクジェ圏内に押し込むことだったので、急所を引かないことを祈りつつランドロスを定数ダメで削っていく作業に。数ターン後、無事急所被弾もなくS+1状態のリザがランドロスを突破出来たので予定通りドラクロで切ってマリルリのアクジェで〆て勝ち


まさかの格闘Zゲンガーの強すぎる展開に防戦一方だったものの技外しで何とか勝てた、これもやはり結構な運勝ちになる。また、今振り返ると、スカーフゲンガーと仮定して交換読みをするにしても毒が入った以上削れた状態では交換読み気合い玉2発は受からないのでZ気合い玉を受けた場面は自己再生が正解だった。その選択が出来ていれば、相手の選出が明らかにゲンガーにポリ2処理を一任したものだったこともありシャットアウトしていた可能性すらあった。ということで痛恨のプレミを運で拾った試合、と総括出来る。酷いの一言に尽きます…。この大会のこの試合だけはもう一度やり直したい…
対戦ありがとうございました。そして情けない試合をしてしまって申し訳ない。また対戦することがあれば今度はミスのない対戦にしましょう…(その後フレ戦枠で対戦しコケコゲンガーの同速負けで惨敗したのは別の話




総括


ということで対戦の振り返りは以上になります。ここまで読んで下さった方なら当然わかると思いますが、僕は本大会、「全勝優勝」することが出来ました。素直に嬉しい、と言いたいところなのですが、正直全く勝った気のしない2試合が後半にあったことから寧ろ自分の実力不足を痛感させられる展開に優勝がおまけでついてきた、みたいな感覚でした。前半の対戦はメタも嵌っていい感じだったんだけどなあ…


何にせよ大会を主催してくれたサイバードさんにはこんな楽しい機会を設けてくれて感謝しかないです。初主催ということで実は記事の記載内容等で色々アドバイスを求められたりしたのですが、何事もなく大会を全試合消化出来たのは彼の適切な運営あってこそだと思いました。本当に良かった。



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そして、大会終了後実は後夜祭というのを僕がツイキャスでやったのですが、その際実は防衛戦という企画も行っておりました。というのは、僕が過去に主催した大会の優勝者であり僕と仲の良い”戦友”でもあるみずこさんにBP+10パートナーズの提出をお願いし、今大会の優勝者である僕とキャス内で対戦するというものです。こちらの考察に関しては、今後気が向いたら別の記事に上げるかもしれません。まあ楽しみにしている人なんていないと思うけどね…。




以上で大会総括を終わります。メタゲーム大好きだからまたやりたいな…


ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。長文乱文失礼しました。


次はS6の構築記事でお会いしましょう。それでは。







posted by gaspard at 11:18| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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