2018年01月23日

USM S7序盤~中盤使用構築;同族嫌悪受けサイクル~ばいばいドヒドイデ~(最高2011、第2回サブローカップbest16)

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こんにちは。gaspardです。


今回はUSM一発目の構築記事ということで、年が明ける7時間ほど前に2000を達成した構築についての記事となります。「序盤~中盤」と記載してある通りこのPTには見逃せない欠陥が存在したので一旦解散し、最終盤は別の並びを使用して潜っていました。


では始めていきます。



以下常体



今回の構築を組むにあたって、コンセプトとしては昨シーズンも同様に苦しめられたグライオン+テッカグヤの並びに絶対に屈しない、寧ろその並びをカモにするということだった。そのための条件として自分なりに考えたのが、


・グライオンのギロチンの試行回数を受け出しの際の1度以下に抑えられること(=HDグライオンよりSが上でかつ受け出し後はギロチンのチャンスを与えないこと)
・テッカグヤの型に依らず起点に出来ること
・起点にした結果として全抜きorPT半壊が可能であること
・相手からは対策枠であると見抜かれづらいこと


の4点。特に4点目は非常に条件を厳しいものにしており、例えばボルトロスなんかだとそもそもテッカグヤを出してもらえない懸念がある。そしてこの4点を厳密に検証していった結果、HSベースのノイクンがこの条件を満たしそうだったのでここを軸に考えていくことに。

そして昨シーズンから同様に気になっていたポイントとして、「自慢のドヒドイデ対策ポケモンが多すぎるのでいまいち信用できず選出が難しい」ということがあり、スイクンがお誂え向きにバシャーモに強い見た目をしていることもあって「いっそのことドヒドイデ抜きでPTを組んでしまった方が変な負け方が減ってかえっていいのではないか」と思うようになった。そこでドヒドイデを抜いたことで重くなるゲッコウガ対策兼明確なボルトロスへの回答にHDベースのメガフシギバナ、そのフシギバナ採用に伴って重くなる物理エースを纏めて受けられるゴツメカバルドンを採用して個々の調整、技構成を詰めていった。


ということで以下、個別解説に入る。




ボーマンダ@ボーマンダナイト

無邪気 威嚇→スカイスキン
捨て身タックル 大文字 吠える 羽休め
171(4)-194(228)-151(4)-143(20)-99-189(252)
調整
捨て身タックルで耐久無振りメガルカリオが確1
大文字でH252振りテッカグヤに最低乱数2連続以外2発


いつものマンダ。

今期序盤はアーゴヨンの登場で刺さりが悪いと言われ、実際自分としてもPTに入れるのは躊躇われたのだが、アーゴヨン対策の地震バシャーモが増えたように感じた中盤辺りから逆にマンダが居れば受けられたのに…みたいな事案が増加し結局PTに舞い戻ってきた。

昨シーズンまでエッジを採用していた枠に関して、最近はミミッキュの専用Zの影響かメガギャラドスの大量発生の影響かはたまた両方か、大きく耐久に割いた霊獣ボルトロスが増えたように感じられ、エッジでテロをするのには限界があると思われたので変更。だからといって流星群であったり地震であったりを採用しても撃つ相手が然程多くないなと悩んでいたところ、PTの害悪対策であったステロ吠えるバンギラスが居なくなったことで搦め手対策が不足しているなと気付いたので急遽吠えるを採用する運びとなった。どうせこの枠にはメタ性能しか求められていないのだから、と軽く考えていたが、命中の下がったオニゴーリを流したりイーブイと上手く対面させて即座に降参させたりと刺さるときは尋常じゃないくらい刺さっていた(読めるわけがないので妥当)ため結果的に採用は間違いではなかったかなと思っている。

何だかんだ刺さる並びには刺さったし、どんなに逆境でも環境に居座り続けるこいつのスペックはおかしい。そう感じさせられたシーズンだった。




カバルドン@ゴツゴツメット

腕白 砂起こし
地震 氷の牙 毒々 怠ける
215(252)-132-187(252)-*-93(4)-67
調整
HBぶっぱ残りD


カバマンダの並びでHDのステロ要員ではなく何の変哲もない物理受け。多分構築記事初登場のHBカバルドン。

ドヒドイデを採用しないことによりバシャーモ、ミミッキュ、ゲッコウガがかなりつらくなりそうだと感じたのでそのうちバシャーモを見つつグロスマンダにも睨みを利かせられるこの構成。欠伸ではなく毒を採用しているのは、グロス絡みのサイクルに長い間参加させ続けると追加効果による負けを誘発しやすいので裏から崩して詰めに入れるようにするため。また後述のスイクンとの相性を考えてのものでもある。ポリゴン2と役割範囲が比較的似ているのでそこにも言及すると、こいつは接触してくる相手に当てるだけで砂と併せてダメージを蓄積させられるため、体力管理さえしておけばグロスガルーラみたいな相手をメガエースの攻撃圏内まで押し込んでくれるのが偉い。一方で特殊方面の崩しに対応出来ないので、役割対象のバシャーモが珠大文字とかを持っていただけで負け確定になってしまう脆さも併せ持つといった印象だった。

物理受けなのにミミッキュに勝てなかったりグロスに何度も凍らされたりと芸人だったがまずまず活躍してくれたと思う()




カプ・ブルル@マゴの実

意地っ張り グラスメイカー
ウッドホーン 守る 宿り木の種 岩石封じ
177(252)-176(76)-146(84)-*-124(68)-99(28)
調整
S2のものと同一なのでそちらを参照→http://gaspardutd.seesaa.net/article/448333338.html


いつもの枠。

ギャラドスが環境に多かったこともあって非常に頼りになった。またドヒドイデを抜いたことでミミッキュのこいつでの対面処理が重要になっていた気がする。この構成であれば対面で

ブルル:封じ(相手ミミッキュ:剣舞)
→ブルル:守る(相手ミミッキュはウドハンなら落とされるしホーンは耐えると踏んでZ技を消費するはず。守るでダメージ軽減)
→ブルル:ホーン*2(被弾は+2じゃれ+影。これをGF回復込で確定で耐え、マゴ発動から返り討ち)

このような動きをすることでマゴの実を消費しつつかなりの体力を残してミミッキュに勝つことが出来る。これに関しては後日単体考察記事を気が向いたら上げるかもしれない。




ヒードラン@突撃チョッキ

臆病 貰い火
噴煙 ラスターカノン 大地の力 岩石封じ
187(164)-99-127(4)-165(116)-128(12)-136(212)
調整
S5のものと同一なのでこちらを参照→http://gaspardutd.seesaa.net/article/453364459.html


アーゴヨンのせいで必須枠となりつつある鋼枠。

チョッキのお陰で持ち物補正なし+2目覚めるパワー地面を乱数で耐えられる(5割くらい)ため役割破壊に対して多少抗える(DL対策や地球投げに対する調整を施していた場合は更に有利な乱数になっていく)。対面なら舐めて居座って積んでくるアーゴヨンを封じ+大地で大体落とせるのであわよくば無償突破も可能で、また受け出しの際に悪巧みを積まれた場合を想定しても、目覚めるパワー地面を採用していなかった場合、この調整のヒードランに対して+2Z流星群と+2流星群のダメージの合計が170-201ダメージで、GFの回復込でヒードランの体力を187+11=198と考えるなら超高乱数で双方を耐えることが可能。即ち穏やかの残飯持ちにおいて発生する守ると悪巧みの択を介さず受け出し→大地*2でアーゴヨンを処理出来るのである。これは立ち回りにおける安定感という意味で非常に大きく、幾度となく僕を助けてくれた。

上記の通り封じ+大地というルートでアーゴヨンを処理出来る事から、チョッキ持ちは臆病一択だなと感じた。地震持ちリザが増えた環境においても十分活躍出来る良いポケモンだと再認識させられた。




スイクン@食べ残し

臆病 プレッシャー
熱湯 瞑想 身代わり 守る
205(236)-*-135-105-138(20)-150(252)
調整
H 身代わりが地球投げを確定耐え
S最速、残りD(DL意識)


このPTの目玉、最速ノイクン。6世代の時から信用している型ではあるが、7世代で使用したのは初。

PTの並びからしてカバルドンが起点作成、スイクンが物理受けに見えるらしく、その証拠に相手のメタグロスが初手のブルル対面で雷パンチをほぼ確実に選択していたため前述のカバルドンを無償で出せていた。

そのような裏の役割とは別に、明確な採用理由としては前述の通りグライオン+テッカグヤの並びに非常に強く出られるから。このような個体は図太いHBベースにしてグライオンの地震を身代わりが耐える調整にするのが良いらしいが、どうせ地震のPPは枯らせば良いためそれよりポリクチに対して初手で合わせて問題の起こらないDL調整を施した個体の方が使いやすいかなと感じた。

毒カバルドンとの相性も良く、受け系統の構築に対する詰ませ性能も目を瞠るものがあったため、今後も使っていきたいと思った。




フシギバナ@フシギバナイト

生意気 新緑→厚い脂肪
ヘドロ爆弾 地震 目覚めるパワー炎 光合成
187(252)-121(4)-154(84)-154(92)-165(76)-90
調整
HD 特化リザードンYの晴れオーバーヒートを確定耐え
C HDライン181-167のナットレイに対して目覚めるパワー炎が高乱数2(乱数が変わる辺り)
AB残り


裏メガ枠のフシギバナ。受けサイクルに対して強く出られるポリゴンZ、ヒードラン、ゲンガー、カミツルギ辺りに対して打点を持ちつつドヒドイデを抜いたことによるゲッコウガの重さを解消するために採用。そのせいで随分歪な技構成になってはいるが、そもそも草打点はブルルの方で確保出来ているので基本的には必要ないと考えれば理に適っている。

何故か増えたヘドロウェーブ持ち耐久振り霊獣ボルトロスにエッジマンダ、ブルル共に返り討ちに遭うため、ボルトロスを見たら選出確定枠。草2枠となるが上記のように役割の棲み分けが出来ており、また毒炎等倍の草ということでブルルからの受け出しも可能なため同時選出も普通にしていた。そして普通に強かった。

こいつも6世代から信用して使っているポケモンではあるが、フェアリー環境ということで活躍の機会は作ってあげられそうだと感じた。





選出パターン等は特にないが、グロス軸に対しては取り巻きが何であれブルルドランカバという選出をすれば何とかなることが多く、それ以外は臨機応変に対応していた。


苦手どころは当然ながら滅び持ちゲンガー+グライオンテッカグヤみたいな並びで、要は遂行速度の遅いスイクンを逃がさず処理されるルートが非常に良くなかった。そして、シーズン中盤辺り(1月初旬?)からサブROMでこの構築を使って潜っていたところ、ゲンガーが滅びの歌を標準搭載していて白目を剥いた()

追い撃ち枠の存在しない本構築において滅びゲンガーが蔓延っているのであればそれは使う理由がなくなると判断、12/31に83戦で2000に乗せた構築だったが敢え無く解散してしまった。



DSW9iSKV4AAsDhs20111231.jpg


↑証拠画像。久しぶりの100戦以内2000でその点は嬉しかった。




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以上が構築記事になります。そしてこれとは別に今シーズンの総括を…


今シーズンはブルドヒにとってはあまりにも厳しすぎるシーズンだった。滅びゲンガーの大流行に始まり、耐久振りヘドウェ霊獣ボルト、フェローチェの技範囲の拡大、最終盤は地震リザXの増加等。正直挙げればきりがないし、何より全部まとめて「環境の傾向」のようなものがなかったことが「環境メタ」を主軸とするこの構築に非常に逆風だった。またそもそも論として、流行りのメガがギャラドスとメタグロスということで、単純に下から展開する構築に追加効果で行動不能を押し付けてくるのも何だかなあといった感じだった。ちょこちょこいたビビヨンも厳しかったし…


ということに実はシーズン終了2日前(丁度サブROMで地震リザXと三連続でマッチングして19を切った辺り)で気付き、急遽「ブルドヒ以外の、出来れば攻撃的要素の強い構築を組むこと」を決意した。一応S7最終日はそれに従って作った急造PTで戦っていたのだが、そちらを近いうちに記事にしたいと思う(とはいえ構築としては30-40戦回した程度でまだまだ改善点等ありそうなので詳しく記載出来るかは何とも言えませんが…)



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ということで内容は以上です。近いうちに上がる第2弾で出来ればお会いしましょう。


長文乱文失礼しました。それでは。






posted by gaspard at 15:18| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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